家族
家族の死は、弱くもするし、強くもする。
受験終了組に、苦言言うのは、ばつが悪い。
受験を終え、怠惰なチビには、次なる目標を。
浪人という覚悟か。大学で上を目指すという覚悟か。
ジブンより大きく。ジブンより優秀に。
受験前夜は、できないことでなく、できることを確認すべし。
たまの家事は、前乗りに付き合えない罪滅ぼし。
1次試験の結果が、2次試験に影響しないよう、声掛けするだけが、家人の役割。
家人の留守中、限られた家事をやって、家人の代わりができると過信してはならない。
毎日の安否連絡だけが、しがない息子の親孝行。
仕事を先送りすることはあるが、ジブン探しを、先送りしてはいけない。
散らかるプリントを、整理することだけが、ダメパパの受験サポート。
模試の結果に関わらず、ポジティブな声掛け。頼りない父親が、できること。
受験生の父親は、いらないものを捨て、洗濯物を整理し、受験校について少しコメントするだけで、何の役にもたたない。
受験勉強のモチベーションを、せめて、下げないことが、パパの役割。
お迎えまでの時間が、ゴールデンタイム。
ワクチンは、お受験の、御守り。
受験生に親ができることは、体調管理のみ。
学校からの電話に、最悪を想起してしまうのが、親という生き物。
浪人を、容認することが、親として、正しいのか。
勉強の意義は、伝えられない。ただ、機嫌よく勉強してもらうだけ。
家族に、頼られることは、生きがいの、重要なピース。
入院患者にとって、家族との面会だけが、心の拠り所。
型に嵌めないことが、親の器量。
受験生に親ができることは、無謀なチャレンジでも後押しすること。
立場が、足りない知見と経験を、浮き彫りにする。
受験経験のない親にできることは、余計な事を言わず、ただ信じること。
干渉はせず、信頼し、見守るべし。
過度な期待をせず、でも、無条件に信頼してやることが、親の宿命。
目標勉強時間は、達成しなくてもいい。合計勉強時間を、自信に繋げてくれればいい。